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電気検層

電気検層について

ボーリング孔内部に測定器を挿入して行う「検層」には、さまざまな手法があります。株式会社アジアジオでは、孔内の地層の状態を電気で調べる「電気検層」をご提供しています。電気検層は、地層の特定が必要な分野では必須の調査方法です。ここでは、当社の電気検層について詳しくご案内します。

「電気検層」とは?

「電気検層」とは?

「電気検層」とは、ボーリング孔の孔壁内部に電極を下げ、見かけ比電気抵抗を測定する技術です。地表と孔内にそれぞれ電極を配置し、孔底に下ろした測定器(プローブ)を等速度でゆっくり引き揚げながら、連続的に計測を行っていきます。

土木分野においては、電気検層のうちのマイクロ検層・ノルマル検層が主に行われています。この探査で得られるのは、あくまでも地層の状態や孔内泥水などに影響を受けた見かけ比電気抵抗値であり、真の抵抗値ではない点に注意が必要です。

電気検層は地層の連続性や厚さ、地層対比、帯水層の検出や難透水層の判定を目的に実施されます。削井工事や温泉水・石油・天然ガスの掘削、アース工事などの調査で行われる手法です。

測定方法

測定方法

ボーリング孔内に一対の電流・電位電極A、Mと,地表にもう一対の電流・電位電極B、Nを配置します。孔底からプローブを上昇させながら、A-B間に電流Iを流し、M-N間に生じる電位差Vを連続的に測定します。これにより、極間隔A-M間を半径とする地層の見かけ比抵抗値を算出できます。

解析方法

解析方法

ボーリング注状図とともに、連続記録として電気比抵抗値、自然電位を図表化します。

特徴・メリット
  • 裸孔での測定ができる
  • 孔内の水位以下でのみ測定できる
  • 金属製保護管内、無孔の絶縁材料製保護管内では測定できない
探査対象
  • 削井工事
  • 深堀のアース工事
  • 地層の特定が必要な石油や天然ガス、温泉水などの調査
  • 岩盤の風化状況調査

調査使用機器

調査使用機器

事例紹介

こちらの資料は現在取りまとめておりますので、もう少々お待ちください。

「電気検層」の手法について、詳しくは当社までお問い合わせください

「電気検層」の手法について、詳しくは当社までお問い合わせください

「検層」にはいくつかの手法がありますが、そのなかでも「電気検層」とは、ボーリング孔の内部に電極を配置し、孔内の見かけ比電気抵抗値を得る物理探査です。アジアジオでは、削井工事や深堀のアース工事、石油や温泉水の調査のために、電気検層の技術をご提供しています。

当社の強みは、長年の経験と実績で培った技術力、そして精度の高い調査能力と分析力です。ご相談から事前調査、データの解析、お客様へのご説明まで、すべて自社で責任を持って行います。「電気検層」について詳しく知りたい方は、お気軽に当社までお問い合わせください。